新居に害虫を持ち込まないために!消毒や殺虫サービスを利用しよう

害虫を持ち込むデメリット

戸建て住宅でもマンションなどの集合住宅でも、非常に大きな問題となるのが「虫」の問題です。
特に都心部などで育った人はもともと虫を見る機会が少なく、ちょっとした虫でも一気に住宅の住みにくさを感じることにもなってしまいます。

新築住宅として建築をする場合であれば、そうした虫の被害はないと思いこんでいる人もいるかもしれません。
しかし、実は新築だからこそ起こる可能性のある虫の被害もあるのです。

もっとも通常の害虫被害というのは、排水管などを伝ってエサを求めて登ってくる虫たちによって起こるものなので、新築のピカピカのところにいきなり虫が発生するということはありません。

ただ問題となるのは、引越し時にうっかり虫を持ち込んでしまうという可能性です。
特に広いマンションや戸建て住宅から引っ越しをするというとき、持ち込む段ボールの数も相当な数になります。

そうした中にこっそり虫が忍び込んでいるということもあり、せっかくの新築住宅なのに自ら苦手な虫を呼び入れてしまうこともあります。

一度入り込んだ虫たちは、人間生活で発生する生ゴミやホコリ、皮脂や髪の毛などをエサにして繁殖していくので、気がついたらたくさんの虫が室内にいるなんていうことにもなってしまいます。

消毒・殺虫サービスを利用する際の注意点

心配な虫害に対応できる消毒・殺虫サービスですが、中には悪質な業者もいるので注意が必要です。
上記のように新築したばかりの住宅に突然虫が発生するということはまず考えにくく、可能性としては引越し時に持ち込んでしまうということが主な原因になります。

もし新築住宅への入居前に「消毒・殺虫サービス」を勧められたら、それはもしかしたら単なる価格の釣り上げのためのものかもしれません。
そうした悪質な業者は実際には消毒や殺虫はせずにかかった数万円の料金をまるまる利益にするということもあります。
中古住宅や中古マンションへの入居時においてはきちんとされることもありますが、ごく当たり前に購入費に上乗せされている場合はちょっと考えた方がよいでしょう。

確実に殺虫をするなら、自分で殺虫・除菌作業をするところを確認できる業者がおすすめです。
自分で行う人もおり、その場合は荷解き前の荷物を置いた部屋でバルサンなど一気に殺虫できるグッズを使用します。

参考までに害虫を呼び込みやすい住宅にはいくつか共通した特長があります。
まずベランダなど部屋に近い部分に植木鉢が置かれていると、土から虫が這い出て室内に入ってくる可能性があります。

また段ボールは虫にとって非常に居心地よく、隙間は絶好の隠れ家になります。
引っ越しをしたあといつまでも段ボールを開けたままにしていたり、不要な段ボールを部屋の隅に積み上げたいたりすると、虫の発生リスクを高めてしまうので注意してください。