2017年に流行するかもしれないインテリアコーデ

2017年で注目のインテリアメーカーを紹介

家具やインテリアにこだわりを持つ人が増えたことにより、海外のおしゃれな住宅グッズのお店も数多く出店するようになりました。

毎年のように有名海外メーカーの日本一号店開店のニュースが聞かれてきますが、2017年になって人気が出てきたメーカーもちらほらと見られます。

ここ10年くらい家具インテリアのブームとなっているのが北欧系ですが、最近ではちょっと落ち着いた感じもあり、代わりにまた違った文化を感じさせてくれるスタイルのお店が徐々にユーザーを増やしています。

まず人気が急上昇しているお店のジャンルとして「西海岸系」があります。
西海岸系とは、アメリカのロサンゼルス州に代表される西海岸の都市をイメージしたデザインをしているもので、実際にアメリカから出店されたお店の他に日本の国産西海岸系ブランドがあります。

人気の先駆けとなったのが「Ron Herman(ロンハーマン)」で、ロサンゼルス州メルローズアベニューのセレクトショップから出発したお店です。

ロンハーマンはファッションブランドとしても有名なので、洋服の趣味が合う人はそれをそのまま住宅づくりに活かすことができます。

特徴としては海辺が似合うリラックススタイルで、ちょっぴりレトロなテイストを加えるところがコーディネートのコツです。

カリフォルニアスタイルの南国風観葉植物を入れつつ、ブリキ性のペンキで塗ったバケツや、色あせたデニム地を使ったファブリック、サーフボードなどを取り入れていきます。

同じく西海岸系のお店として「Fred Segal(フレッドシーガル)」や、日本発の「URBAN RESEARCH Store(アーバンリサーチストア)」があります。

本格木材を使った個性家具

海外風のインテリアが注目される一方で、日本の伝統的な産業の一つである木材を使った家具も注目をされつつあります。

特に地方の木製品工業が盛んな土地で町おこしを兼ねて販売戦略を立てている例もあり、量産品にはない高度な技術力を感じることができるのが特徴です。

代表的なお店として「飛騨産業」や「松創・高橋工芸」「イストク(椅子徳製作所)」などが挙げられます。
これらはいずれもそれぞれの地域で長い業歴のある木工所によって作られているところで共通しており、かつてのような古めかしいイメージを完全に一新したレトロモダンな斬新なデザインをしています。

価格帯は決して安くはありませんが、木のぬくもり感は一度触れるととりこになる良さがあります。
家具全てではなくソファやダイニングテーブルなど1点豪華主義でよいものを購入するというコーディネートがよく選ばれています。