引越しで使うダンボールの入手方法と処分方法

ダンボールの入手方、処分方法

引っ越しをする時に必要になるのが段ボール箱です。
荷造りをする時にどういったものを入れるかにより、大きさや丈夫さを変えていくなど細かいテクニックも求められます。

自分で荷造りから搬出・搬入をする手作り引っ越しの場合は、自力でダンボール箱も用意しなければいけません。
家族や友人など人手が十分にある時には自力引っ越しもいいですが、実はこの段ボール箱の準備を間違えると手間が数十倍にもなる、大変な引っ越しになってしまうので注意が必要です。

引っ越し用段ボール箱の用意で一番簡単なのは、段ボール無料サービスのある引越し業者に依頼することです。
現在大手の引越し業者ならば100%この段ボール貸出サービスを行ってくれています。
段ボール貸出サービスは、まず事前に担当者が見積もりにきてトラックの大きさを決めたら、そのサイズにあった数と大きさの段ボールを引っ越しの数週間前くらいに配布してくれるものです。

そして引っ越しが終了したあとには、使用済みの段ボールをまとめて玄関先においておけば回収にきてくれます。

自力引っ越しをするよりも、このサービスを利用することで飛躍的に作業も費用も楽になるので、見積もりをとってもらって利用をすることをおすすめします。

段ボール箱はホームセンターなどで購入をすることができますが、自分で買うとなるとそれなりに高額となるものです。
近所の空き段ボールを拾ってくるという方法もありますが、その場合大きさも強度もバラバラなので、うまく場所ごとに梱包できなかったり、積み重ねた時に荷崩れを起こしてしまう危険性があります。

なぜ段ボールを無料で配布してくれるのか

購入したらそれなりに高額な段ボールをなぜ無料で配布してくれるか、不思議に思う人もいるかもしれません。
しかし上記で説明したように、お客さんが勝手にあちこちでバラバラな段ボールを集めてくると、引越し業者も運び出ししにくく、よけいに体力を消耗することになってしまいます。

荷崩れが起こると荷物の大きな破損も起こる可能性があるので、引越し業者にしてみればそんなことなら事前に自分たちの使用するトラックのコンテナサイズにぴったりあう丈夫な段ボールを使ってもらった方がありがたいのです。

また小さなノウハウとして、引越し業者が配布する段ボールは白色をしていることが多く、これは心理効果として白色は軽く感じられるということを利用しています。

回収した段ボールも再利用すれば費用が安くなりますし、引越し業者にとってもメリットが多いのです。

配布された段ボールを使うということ自体が引越し業者さんにとっても便利ということを理解し、どんどんお得なサービスは使用していくようにしましょう。