片づけられない人の特徴と改善方法

片付けが苦手な子供に効果的な方法とは

ものを片付けるということは簡単なようでかなり難しい家事です。
特に小さな子供さんのいる家庭においては、片付けたそばから散らかっていくので掃除や整理整頓をするというモチベーションが著しく下がってしまいます。

子供がある程度大きくなったら自分で片付けるようにしつけをしたいところですが、大人でも苦手な人が多い片付けを子供に教えるというのは非常に難しいものです。

そこで非常に画期的な片付けのしつけ方法として推奨されているのが「きれいな状態の写真を撮っておく」ということです。

子供に限らず片付けを苦手としている人の大部分は「どういう状態にすれば片付いたことになるのかわからない」ということがあります。

いわゆる「汚部屋」と言われる場所もある日突然発生するのではなく、片付けをしない日々が積み重なっていくことで次第に回復不可能な汚れ方に発展していくものです。

乱雑な部屋に住んでいる人も、室内が汚れているという意識が薄いという特徴があります。
ですのでまず一度徹底的に部屋を片付けたら、その場所の写真を撮っていつでも見比べてチェックしておくようにしましょう。

どういう状態が「片付いている」かが視覚的に確認できるようにしておくことで、どういう作業をすればいいかということを理解しやすくなります。

いらないものは細かく捨てること

もう一つ片付けが苦手な人の特徴としてよくあるのが「いらないものを捨てられない」ということです。

飲んだあとの瓶や缶、出来合い食品の容器など普通であれば使用が終わった時点で捨てるものですが、性格的に「いつか役に立つかも」ととっておきたがる人が一定数います。
傾向的に年齢の高い世代の人にこうした性格をしている人が多く見られるようです。

確かに空き瓶や空き缶などをリサイクルして使用する方法もありますが、だからといってとりあえず捨てずに何もかもとっておくのでは無駄に部屋の中にゴミを溜め続けることになってしまいます。

細かいものでは書けなくなったボールペンや届いた封筒、トイレットペーパーの芯、なども取っておきたがる品物です。

今から部屋を徹底的に片付けたいと思ったら、まず特に目的もなくとっておいている品物がないかということを見回してみましょう。

再利用をするにしても1~2個あれば十分なはずで大量に集める必要は全くありません。
一気に溜め込んでいた不用品を廃棄してしまえばそれだけで室内が広く感じられるはずです。

ゴミと一緒に着なくなった洋服や使わないバッグ、聞かなくなったCDなども処分をしてみるとよいでしょう。
身の回りのいるものといらないものを即座に判断できるようになれば、自然に片付けが得意になっていくはずです。